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給湯器の種類を徹底比較!あなたにぴったりの給湯器とは?

給湯器
「給湯器」と聞いたとき、あなたはどのようなものを思い浮かべますか?給湯器の種類は多岐にわたり、「種類が多すぎて、どのタイプの給湯器を選べば良いのかわからない…。」という方もいらっしゃるかもしれません。

給湯器は私たちの生活になくてはならないものです。毎日使っているものだからこそ、自分のライフスタイルに合ったものを選びたいですよね。

そこで今回は、給湯器の種類や選び方について解説していきたいと思います。新居にとりつける給湯器で迷っている方や、リフォームのついでに給湯器を替えたいと思っている方は必見です。

目次

給湯器とは

給湯器とはその名の通り、お湯を作って供給する道具です。キッチンや洗面所、お風呂で蛇口からお湯を出して使うことができるのは、給湯器のおかげです。給湯器は、無意識のうちに毎日使用しているもので、私たちにとって非常に身近な存在だといえます。

給湯器の選び方

選び方

給湯器にはさまざまな種類があります。給湯器を選ぶときに大切なのは「それぞれの給湯器が持つ特性を理解する」ということです。

給湯器は、その種類によって仕組みや強みが大きく違います。自分の目的に合わない種類の給湯器を導入してしまっては元も子もありません。まずはそれぞれの給湯器がどのような仕組みを採用しているのか、どのような強みがあるのかをしっかりと調べることが大切です。

そのうえで、何を重視するのか、主にどのような用途で使うのか、住んでいる地域やライフスタイルに合っているのか、などの自分が給湯器に求めることをはっきりとさせます。そうすることで初めて、自分にあった種類の給湯器を選ぶことが可能となるのです。

給湯器の種類

太陽熱温水器

給湯器の種類は大きく分けて、ガス給湯器・石油給湯器・電気温水器・太陽熱温水器の4つです。それぞれ強みが違うので、特性を理解したうえで自分に合ったものを選びましょう。以下で細かく説明していきます。

ガス給湯器

「ガス給湯器」は現在、最も普及している給湯器です。水を流したパイプをバーナーで加熱することによってお湯を作ります。給湯できる量によって16号、20号、24号といった「号数」と呼ばれる数値が設定されており、数字が大きくなるほど給湯できる量は増え、値段も上がります。

ガス給湯器の中でも、給湯機能によって複数のタイプが存在します。家の広さや種類によって設置できるものが変わりますので、前もって確認しておくようにしましょう。

■ガス給湯器のメリット
ガス給湯器は、都市ガスやプロパンガスを燃料にしており、必要なときに必要な分だけお湯を作るシステムなので、湯切れすることがありません。

同じ家の複数の場所でお湯を使っても問題なく使用できるので、来客があった場合にも安心です。最近のガス給湯器を代表する「エコジョーズ」は、これまで使われていなかった排気の熱も活かしてお湯を作るため、従来よりもガス量を抑え、効率よくお湯を作ることができます。

また、設置スペースを取らないので設置コストが安いのも魅力です。

■ガス給湯器のデメリット
複数の場所でお湯を使用する場合は、給湯器に備わっている給湯能力を超えてしまうと温度が上がらなくなってしまうので、注意が必要です。

また寒い時期は、給水管の凍結によって破損する危険性があるため、場合によっては対策を行わなくてはいけません。ガスの種類によっては、光熱費が高い場合もあるので、想定よりランニングコストがかかる可能性も考慮しなくてはいけないでしょう。

ガス給湯器を設置する場合の料金詳細はこちら

石油給湯器

「石油給湯器」は灯油を燃料とし、寒い地域でよく使われている給湯器です。タンクに溜めた灯油を燃やすことでお湯を作ります。給水管を流れる水を加熱する瞬間式と溜めた水をお湯に変える貯湯式の2種類があり、現在の主流は瞬間式です。

■石油給湯器のメリット
寒い地域で重宝されているとおり、灯油を燃料とする石油給湯器ならではのパワフルな給湯が可能です。設置工事費やランニングコストが安く、お財布に優しいところもありがたいポイントです。

■石油給湯器のデメリット
1番のデメリットは給油の手間がかかることです。灯油が切れたらお湯が使えなくなってしまうので、タンクに残っている灯油の残量を気にしながら生活しなくてはいけません。

灯油を入れておくタンクの設置が必要で、排気臭や作動音もしばしば問題視されます。

石油給湯器を設置する場合の料金詳細はこちら

電気温水器

電気でお湯を作るのが「電気温水器」です。電熱ヒーターを使うタイプと熱交換器を使うタイプの2つがあります。給湯方法には、石油給湯器と同じく瞬間式と貯湯式があり、貯湯式が一般的です。貯湯式の電気温水器を導入する場合は、お湯を使う量に合わせて200Lや370Lなど、タンクの容量を決めてください。

■電気温水器のメリット
電気料金が安い夜間にお湯を作っておき、日中に貯めておいたお湯を使うというシステムが一般的なので、コストパフォーマンスが高い給湯器だといえます。また、お湯を貯めているので、災害などの非常時に断水しても、しばらくはお湯を使うことができます。

ガス給湯器と比べるとランニングコストも安く、その安全性や音の静かさも大きなメリットです。

■電気温水器のデメリット
貯湯式の場合、常に湯切れの心配が付きまといます。普段の生活では問題なくても、突然の来客といった不測の事態が起こった際には、湯切れのリスクはさらに高まるでしょう。

また、水道管の水圧をそのまま活かして瞬時に加熱するガス給湯器に比べ、貯湯したタンクから吸い上げる電気温水器は、水圧が弱くなってしまうのもデメリットです。

■エコキュートとは?
電気温水器の中でも、「エコキュート」という種類が注目を集めています。電気温水器が電気を用いてお湯を作るのに対し、エコキュートは電気に加えて空気中の熱を利用するエアコンのような仕組みなので、より効率的にお湯を作ることができます。

電気代が安くなり、その省エネ性能の高い仕組みから補助金の対象となる場合もあるエコキュート。その分、導入コストが高額になってしまう、外気を利用するため寒冷地には適していないといったデメリットもありますので、導入する際はよく検討してください。

電気温水器・エコキュートを設置する場合の料金詳細はこちら

太陽熱温水器

「太陽熱温水器」は、太陽エネルギーを用いてお湯を作る給湯器です。給水方法には、電力を使わない自然落下式と水道と同じ水圧で利用できる水道直圧式があり、お湯の作り方には、太陽熱のみでお湯を作る自然循環式と熱交換によってお湯を作る強制循環式があります。太陽熱を集める集熱器も、平板式と真空管式に分類できます。

■太陽熱温水器のメリット
太陽エネルギーを効率よく熱エネルギーに変換でき、状況が揃えば給湯にかかる費用を0にすることも可能です。また、ランニングコストや導入にかかる費用も安くエコなので、地球にもお財布にも優しい給湯方法だといえます。

■太陽熱温水器のデメリット
太陽熱温水器は太陽エネルギーでお湯を作りますので、日当たりの悪い場所や日照時間が短い場所には適していません。また、寒冷地ではお湯を作るのが難しく、悪天候が続いた場合にも十分にお湯を作ることができないでしょう。

貯湯タンクが付属しているタイプを屋根の上に設置する場合は、屋根の強度も必要になってきます。

太陽熱温水器を設置する場合の料金詳細はこちら

給湯器の交換時期っていつ?

クエスチョン

給湯器は寿命をすぎると、格段に故障の確率が上がります。では、給湯器の交換時期はどのくらいを目安にしたら良いのでしょうか。

給湯器は一般的に「10年」で寿命を迎えるといわれています。販売開始から10年経つと、故障した場合も部品が無かったり、メーカーが修理対応をやめてしまっていたりして、修理が行えない可能性があります。修理できたとしても費用が高額になってしまう場合が多いので、設置後10年が経過した給湯器は交換を検討しましょう。

また、気づかぬうちに劣化が進んでいることもありますので、「温度調節がうまくできなくなった」「異音がする」「煙が出ている」といった故障のサインが出ていないか、日頃から気にしておくことも大切です。

給湯器は光熱費節約の“カギ”になる

鍵

ご紹介したさまざまな種類の給湯器は、それぞれメリット・デメリットを持っています。

あなたが使っている給湯器よりも、その環境で力を発揮できる給湯器が他にあるかもしれません。給湯器を変更した結果、以前よりも光熱費が抑えられて生活が楽になるということもあるでしょう。

また、給湯器の交換時期を知らなかったという方も、この記事を機会に給湯器をどのくらい使い続けているのか調べてみてください。お湯を作る効率が落ちて、無駄な光熱費が発生しているかもしれませんよ。

「給湯器について相談したい」「給湯器を点検して欲しい」「給湯器を修理・交換して欲しい」という方は、給湯器や水回り設備の点検を初回無料で行っている『エコノシステム』に一度ご相談ください。

自分にぴったりな給湯器を導入して、懐もお湯も“あたたかい”生活を手に入れてみませんか?

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